キャンプは基本的に1日中外で過ごすので、汗や汚れが気になりますよね。一刻も早くお風呂に入って、サッパリしたい。しかし、キャンプ場やその周辺にお風呂がなくて、どうすればいいのか悩む人も多いと思います。
できれば体を綺麗にした状態で寝たいですよね。
この記事では、キャンプでお風呂に入るための方法や入るタイミング、お風呂がなかったときの対処法について解説しています。事前にお風呂の対策を知っておくことで、より快適なキャンプができます。ぜひ参考にしてください。
- キャンプでお風呂に入りたいときどうすればいいのか
- キャンプでお風呂に入るタイミング・ベストな時間帯
- キャンプでお風呂に入れないときの対処法
- キャンプでお風呂に入るときの注意点
キャンプでお風呂に入りたい! どうすればいい?
キャンプは、自然に囲まれながら外で過ごすという素晴らしい体験ができますが、1日外で過ごすと汗や汚れが気になってきます。そんなとき、「お風呂に入ってサッパリしたい」という気持ちになるでしょう。ここでは、キャンプでお風呂に入る方法をいくつかご紹介します。
「絶対にキャンプでお風呂に入りたい!」という人は、3つの方法を覚えておきましょう。
お風呂が完備されているキャンプ場を選ぶ
まず最も確実な方法は、お風呂が完備されているキャンプ場を選ぶことです。キャンプ場にお風呂があれば、自分の好きなタイミングで入ることができます。中には温泉が併設されているキャンプ場もあり、自然に囲まれながらリフレッシュできます。また、お風呂がなくてシャワールームのみのキャンプ場もあります。お風呂ほどのんびりできませんが「汗や汚れを落とすだけでいい」という人にとって、シャワーは適した手段です。キャンプ場を予約する際に、お風呂やシャワールームがあるかどうかチェックしておきましょう。
近くに温浴施設があるキャンプ場を選ぶ
キャンプ場自体にはお風呂がない場合、近くに温泉や銭湯があるキャンプ場を選ぶという方法もあります。キャンプ場から数分程度であれば、日帰りでサクッとお風呂に入ることができます。そのため、キャンプ場を選ぶときは、近隣の温浴施設も一緒にチェックしておきましょう。その際、「キャンプ場からどれくらい時間がかかるのか」「営業時間」などの情報を事前に調べておくと、入浴のタイミングに困らずに済みます。
キャンプも温泉も楽しめて最高です!
ポータブルシャワーを持参する
少し上級者向けかもしれませんが、ポータブルシャワーを持参するのもキャンプでお風呂に入る方法として知っておいて損はないです。ポータブルシャワーは一言で言えば、電気や水道がなくても使える持ち運び式のシャワー設備のことです。太陽光を利用するソーラーシャワーを使えば、日中に水を温めて、夕方に温かいシャワーを浴びることも可能です。また、電動ポータブルシャワーは安定した水圧でシャワーを使うことができます。また、自分のサイト内でシャワーを浴びれるのも魅力です。ただし、ソープを使って頭や体を洗った後の水は、キャンプサイトには流さないようにしましょう。
キャンプでお風呂に入るタイミングやベストな時間は?
結論、キャンプでお風呂に入るベストタイミングは、「就寝前」か「早朝」がオススメです。
日が落ちて、夕食や焚き火を楽しんだ後の就寝前は、お風呂に入るベストタイミングです。キャンプでのアクティビティが全て済んだ状態でお風呂に入れるので、汗や汚れをサッパリ落として「あとは寝るだけ」という状態を作ることができます。ただ、あまりに遅い時間帯だとキャンプ場のお風呂の営業が終わって使えないケースもあるため、閉まる前に入りましょう。
焚き火や料理は臭いが気になりますよね。
キャンプ場のお風呂は夕方から夜にかけて混雑します。混雑を避けて、ゆっくりお風呂を入りたい人にオススメな時間帯が早朝です。人も比較的少ないので、快適に使えると思います。注意点として、キャンプ場の朝は時期によって冷え込むこともあるので、入浴後に体が冷えないよう防寒対策を忘れないようにしましょう。
お風呂に入らなくても気にせず寝れる人は、早朝の時間帯もオススメです。
キャンプでお風呂に入る際の注意点
キャンプでのお風呂は、家や温泉とは環境が異なるので、注意を払う必要があります。設備が整っていなかったり、共有スペースが多かったりするので、安全にお風呂を楽しむためにも注意点を知っておきましょう。
お風呂でのトラブルを避けるためにも、ポイントを押さえておいてください。
盗難対策をする
キャンプ場でお風呂に入る際、まず気をつけたいのは盗難です。「キャンパーに悪い人はいない」と信じたいところですが、事実としてキャンプ場では盗難が起きています。お風呂に向かう際、自分のサイトが無防備になってしまうので、貴重品は一緒に持っていく、もしくは車の中にしまっておくなどの対策を講じましょう。大前提、盗難する人が悪いのですが、自分でもしっかりと盗難対策をしましょう。
お風呂セットを持参する
キャンプ場のお風呂施設には、タオルが備え付けられていなかったり、シャンプーやボディソープが置いていなかったりする場合もあります。そのため、お風呂セット一式を持参しておきましょう。アメニティ類があるかどうかは、キャンプ場のHPなどで調べておくことをオススメします。
電源やドライヤーの有無を確認する
お風呂を出た後に髪を乾かすと思いますが、キャンプ場のお風呂の更衣室にドライヤーがあるかどうかを事前に確認しておきましょう。もし置いていないようなら、お風呂セットと一緒に持参する必要があります。また、ドライヤーだけでなく、更衣室やサイトに電源があるかどうかも忘れずチェックしてください。
キャンプ当日までに確認しましょう!
施設の営業時間を把握する
キャンプ場のお風呂やシャワー施設は、時間帯によっては利用できない場合があります。特に夜間は営業終了であることが多いため、施設の営業時間を確認して計画的に利用することが重要です。また、夕方から夜の時間帯は、多くのキャンパーがお風呂を利用します。時間に余裕があれば、混雑する時間帯を避けることでストレスなくお風呂に入れるでしょう。
キャンプマナーを守る
キャンプ場にあるお風呂は、ほかのキャンパーも使う共有スペースです。そのため、ほかの利用者が気持ちよく使えるように、マナーを守ることが大切です。あまりにも長時間お風呂を使ったり、髪の毛やゴミで汚したりしないようにしましょう。キャンパーみんなでマナーを守って、お互いに気持ちよくキャンプできるように心がけたいですね。
キャンプでお風呂に入れないときの対処法
「キャンプ場や近くにお風呂がない、だけど体は綺麗にしたい」と思う人は多いでしょう。そんな悩めるキャンパーにぜひ覚えておいてほしい、キャンプでお風呂に入れないときの対処法を紹介します。
お風呂に入れなくても清潔になれます!
ボディシートや濡れタオルで体を拭く
お風呂に入れないときに役立つのがボディシート。汗や汚れを拭き取るだけで不快感が軽減されます。持ち運びも便利なので、ボディシートは荷物に忍ばせておきましょう。ボディシートがない場合は、水に濡らしたタオルで体を拭くだけでもスッキリします。顔や首、脇の下など汗をかきやすい部位を拭くことで清潔を保てます。
ドライシャンプーを使う
「体はタオルやシートで拭けるけど、髪もゴワゴワして気持ち悪いから洗いたい」という人もいるでしょう。そこでオススメなのが、洗い流し不要なドライシャンプーです。シートタイプやミストタイプがあり、手軽に使うことができるので、水が限られているアウトドアシーンで活躍します。通常のシャンプーには劣りますが、最低限の汚れは落ちて頭皮や髪がサッパリします。
速乾性のある服に着替える
汗を吸収してすぐに乾く速乾性に優れた服に着替えるのも、お風呂に入れないときの対処法としてオススメです。日中過ごした服のままだと、汗でべっとりして不快感を覚えると思います。お風呂にも入れず、それが原因で寝れないなんてことも……。速乾性素材の服は、汗をかいても快適な着心地を保ってくれるので、お風呂に入れないときのキャンプに適しています。
チェックアウトまで我慢して近くの温泉施設に行く
キャンプ場や付近にお風呂がなくて入れない場合は、翌日のチェックアウト後に温泉施設や銭湯に行くという方法もあります。1日くらいお風呂に入らなくても気にならない人は、チェックアウト後にゆっくりお風呂に入るのも1つの手です。お風呂の時間がなくなる分、キャンプを長く楽しむことができるメリットもあります。
まとめ
キャンプのお風呂はどうすればいいのか、対処法や注意点などについて解説しました。いかがだったでしょうか。
- お風呂が完備されているキャンプ場を選ぶ
- 近くに温浴施設があるキャンプ場を選ぶ
- ポータブルシャワーを持参する
- 就寝前
- 早朝
- ボディシートや濡れタオルで体を拭く
- ドライシャンプーを使う
- 速乾性のある服に着替える
- チェックアウトまで我慢して近くの温泉施設に行く
キャンプでのお風呂に関する悩みや疑問、少しは解決されたのではないでしょうか。キャンプ中のお風呂はハードルが高いと感じる人もいると思いますが、工夫次第で快適に過ごすことができます。
ぜひ参考にしてください!
今回紹介したようなポイントを押さえておくことで、よりキャンプを楽しむことができます。特にキャンプの経験が少ないうちは、実際に失敗してから学ぶことも多いでしょう。
少しでも楽しくキャンプの時間を過ごせるよう、この記事が役に立てば幸いです。